結婚・出産・子供と家の購入、建築のタイミング

数十年前ならば結婚=どちらかの実家に入る、が普通でしたが、現在はとりあえず賃貸物件で2人の生活をスタートするのも一般的になっています。あるいは家族が増えるのを見越して広めの住まいを準備しておく人もいるかもしれません。育児に追われながらの家探し、引越しはかなりの負担になるので、早めに住まいを決定するのは賢い選択とも言えます。しかし、家族計画が想い通りにいかないケースもあり、実際に生活してわかる事も多くあります。ある程度長期の見通しが立った所で決断をしても遅くはありません。

 

めでたく出産を迎え、赤ちゃんが誕生すると、がらりと生活リズムが変わります。それまで夫婦の寝室1つで良かったはずが、昼夜問わず寝て起きるのを繰り返す赤ちゃんと、お世話するママ。一方でそれまでと変わらずに仕事にいかなければならないパパとでは、寝室を分けたくなるのが実情です。さらに兄弟が産まれ家族が増えると、その思いは深刻になってきます。必然的に、住まいについて決断を迫られてきます。この時期の住まいづくりは大変ですが、子育てに奮闘しながら、家族構成や生活スタイルなど、確定していく部分も多くあり、夫婦間である程度の価値観が共有されてくるので、同じ意識を持って住まいづくりをできるというメリットもあります。決断するタイミングは様々ですが、子供の小学校入学までに、というのが大きな節目のようです。

 

場所の選び方も変わってきます。夫婦2人の生活では、職場との距離を最優先して住まいを探すケースが多いのではないでしょうか。しかし子育てとなると安全に生活するために車の往来の激しさや、買物のしやすさ、公園、保育園、幼稚園や小学校までの距離なども考慮に入れる必用が出てきます。また子育てには周囲の力添えが欠かせません。それぞれの両親の家との距離や、自治体の子育てへの協力度も優先順位があがってきます。

 

住まいづくりを夫婦だけの問題とせずに、おじいちゃん、おばあちゃんと同居して、みんなで協力し合って子育てをするという選択肢もあります。余裕があれば玄関やキッチン、浴室を別にする二世帯住宅にすると、お互いに気を遣わずに居られる時間が持てます。

 

子育てと介護は家族だからこその重要なテーマで、住まい方も大きく関わる問題です。子供の成長を見守り、思い出を刻み込む家。色々な情報を集める事も大切ですが、まず家族や親戚間で話し合う機会を持つことが、最善の住まいづくりの近道になるかもしれません。