キッチン周りに欲しいパントリーと家事デスク

家づくりをスタートしてショールームや展示場を巡ると、ステキな広々リビングやきれいなシステムキッチンなどに目が行き、理想の生活がどんどんふくらんでいきます。そのイメージを取り払って現実の生活を冷静に見つめ、ショールームには無いけれど、家に必ずある物、それを改めて一から考えるのは容易ではありません。

 

食事の準備だけでなく、片付け、掃除、幼稚園や学校の明日の行事や持ち物の確認、通帳や印鑑の整理、郵便物の仕分け、ゴミの分別、ミシン掛けやとれたボタンを付けるなどのちょっとした裁縫など、細かな家事や段取りは人それぞれですが、キッチン周りにわずかなスペースでもパントリーと家事デスクを確保しておくと便利です。

 

 

パントリーには普段の生活で地味に必用なものを置いておけます。紙袋やビニル袋、分別ゴミ、米、野菜、酒類、掃除用具、薬、文具、工具、軍手、CD、水や飲料のストックなどなど。システムキッチンの中におさまりきらずに出てきてしまい、とりあえずと床置きすると動線をふさぎ、目立って出てきてしまうので、ちゃんと考えておく事で新しい暮らしはグンとスムーズになります。また、子供用の踏み台や、一番高い戸棚に出し入れするための踏み台をしまっておけると便利です。

棚の奥行きはあまり深いと奥のものが見えにくくなるので、30cmほどで十分です。棚の間隔が35cmあるとA4サイズの電話帳や雑誌も置いておけます。

 

家事デスクがあると、パソコンスペースとして使えるのはもちろんですが、ミシンがけや裁縫、アイロン掛けをするたびにダイニングテーブルを片付ける手間が省けます。届いた郵便物を置いたり、ハサミやペン、印鑑なども置いておけます。デスクは幅70cm、奥行45cmの板を取付けておくだけでも十分です。座るなら高さ70cm、カウンターとして使うなら高さ90cmの位置に設置します。また子供がいたずらをして持ち出さないように鍵のかけられる引出しなどがあると便利です。

 

なるべく早い段階で仕様を決めて、棚やデスクを造り付けにできれば隙間なくぴったりのサイズにおさめる事ができます。もちろん後から購入した家具をおいても十分です。いずれにしてもプランニングの時にその事を頭に置いてスペースを確保しておける事が理想の使い勝手を実現させる近道になりそうです。