京都への旅

京都迎賓館
京都迎賓館

今年のGW、夫に2人の息子を見てもらい、一人で古い友人を訪ねる旅に出ました。

自分の見たい場所をゆっくり見てまわる旅なんて、子供が産まれてから一度もありませんでした。レジャーランドや遊園地、動物園、それも楽しみではありますが、自分の知的好奇心を満たす時間をとる事で、こんなに心に栄養をもらえるとは思いもしませんでした。独身時代にタイムスリップしたように、すっと簡単に10年前の自分と繋がれる感覚があり、特別な旅行となりました。

この数年で自分の身の回りは大きく変わったのに、この町は何百年も変わらずにいてくれる。その事が、なんとも嬉しいのです。

 

増える外国人観光客のためにレンタサイクルの店があちこちにできました。その一台を借りて私も京都の街を走りました。旅の栞を作って送っていたので、みかちゃんはそれをしっかり読み込んでくれて、行き先に迷う事なく自転車で私の前を走っていきます。子鴨のように自転車をこぎ、ついていきます。

 

小学校からの友人のみかちゃんは大学から京都に移り住み、卒業してからもずっと京都に暮らしています。高校で生物の先生をしているので、生態系から見た京都についてたくさん話をしてくれました。山が近いので、鳥や鹿や猪が身近にいるそうです。滞在中にも夜の下鴨神社で狸に、渉成園ではサギ、京都御所で鳶などを見られました。

幼い頃からの友人は、何物にも代え難い宝だと思います。  
銀閣寺東求堂
春の特別拝観で内部を見る事ができました。大学1年の製図の授業でトレースした同仁斎。苦労して描いたおりあげ天井や違い棚の実物を20年後にして目にしました。お庭の苔がキレイ。
京都国立博物館
谷口吉生設計の端正な建築。入ってすぐの吹抜け、影がきれいでした。開催されていた「禅」の展覧会では達磨さんに始まる禅宗のお宝が一同に公開。禅寺の文化、茶の文化の理解が深まり京都現物の良い予習になりました。
京都迎賓館
特別公開で朝から1500人の列。朝9時の整理券配布に並んで、15時からの券をもらう。塀の外から全く見えない平屋造り。庭屋一如がコンセプトとあって、池泉式庭園の眺められて優雅。国宝級の職人たちが作る家具や装飾が素敵。
渉成園
たまたま立ち寄ったのに見応えのあるお庭でした。東本願寺の飛地境内。
奇抜な形に目を奪われます。高い所から桜を眺めるためにと作られた数寄屋造です。入口と階段と部屋に屋根を掛けて繋げるだけという単純な発想の東屋なのに装飾を惜しまない、なんと贅沢な発想の建物なんでしょう。左右側面に階段の入口があり、階上に四畳半の部屋があるそうです。
茶道資料館では桜餅とお薄のおもてなしで一息。四君子と四愛の解説など、裏千家茶道初級の自分には良い勉強になりました。
お土産にリクエストされた緑寿庵清水の金平糖。サイダー、りんご、メロン味を買いました。イチゴ味はみかちゃんからのプレゼント。