玄関やカーポートの土間コンクリートに思い出のひと工夫

 建物の工事も完成に近づき、仕上げの段階にさしかかった頃、玄関やカーポート、外構にコンクリートを打つ作業があります。コンクリートが固まるまでには半日〜数日ほどの時間がかかるので、そのタイミングに合わせて、家族で現場に足を運び、ちょっとした思い出の品を埋め込んだり、形を残すことができます。小さなお子さんは建築現場に入るのに注意が必用ですが、出来上がっていく過程を一緒に体験することで、何よりの思い出になりますし、家の掃除やメンテナンスなどへの、入居後の意識もかわっていくのではないでしょうか。幼稚園や学校など、子供の生活の中ではなかなかふれあえない職人さんとの時間も大きく心に残るはずです。

 

 

 旅先で拾った石や貝殻、色の気に入ったビー玉、ホームセンターなどやタイルメーカーのショールームで入手したタイルなどを埋込むと、冷たい印象のコンクリート面も、にぎやかにデコレーションできます。また、その時にしか取れない記念の手形や日付を残すと、コストをかけずにちょっとしたアクセントになります。少し強めにぎゅっとコンクリート面に押し付けるときれいに手形がつきます。セメントはアルカリ性なので、皮膚に残ってかぶれたりしないように、手形をとった後は石鹸をつけて手をよく洗いましょう。

 

 

 思い出の品はきっちり並べてもランダムにしても、渦巻き型などいろいろな図案を考えても良いのですが、万が一きれいにできなくても、それはそれで良い記念と思ってください。逆に常にきれいに仕上げられる職人さんの仕事がいかに経験に基づき洗練されたものなのか、気を配ったものなのか、気付いてもらえるはずです。また、ビー玉を埋込む際には、車が出入りする際に頻繁に下敷きになる部分を避けたり、滑ったりつまずきやすくなりそうな場所は避けて配置しましょう。

 

 

 営業や工事監督の方に事前にできることを確認して、工事のスケジュールを教えてもらいましょう。コンクリートが硬化する時間は気温により左右されるので、夏と冬では数時間変わってきます。打ったばかりのコンクリートよりも少し固まった頃の方が沈みにくい事、固まりすぎると埋込めなくなってしまう事を考慮して、営業担当者に現場監督さんや職人さんと連絡を取ってもらい、適切な日時を確かめることをおすすめします。現場で働く職人さんたちも、お施主さんに会える時間はとても楽しみなので、集中して作業する妨げになる時間帯をはずせば、きっと笑顔で迎えてくれるはずです。